先日友達と話をしていたら
「天然のハーブ(葉)を入れた石けんの色はグリーンじゃないの?」と。
「ハイビスカスの石けんは、ハーブティのイメージでルビーのようなキレイな赤でしょ?」
色鮮やかな花の色や深緑が、石けんにそのまま色づいたら、
なんてステキだろう!
でも、残念ながら 植物の色は残りません。
時間の経過やアルカリの化学反応で、その多くは茶褐色になります。
写真:このピュアソープは、ローズマリーをドライにして粉末にしたものを入れました。あえて着色はしていません。ほら、茶色の点々がローズマリーです。石けんなども自分で作っているうちに、自然素材では出せない色というのを知っているので、 発色が良すぎるものは、私は怖くてちょっと手がだせません。
(色の遊び心には賛成ですけどね)
それでも、暮らしにおいて、
色やかたち 香りは、とても大切な要素だと思うんです。
それは、純粋に楽しくてウキウキするから!
自然の素材は知れば知るほど、工夫次第でおもしろい変化をします。
天然の色素で 淡い色をつけることも出来ます。
いつも「楽しく美しいモノになりますように・・」という気持ちで作っています。